令和5年10月9日から11日まで、経済成長著しく、訪日旅行者のさらなる増加が見込まれるタイ王国で実施された「千葉県プロモーション」に参加しました。千葉県商工労働部、千葉県観光物産協会、県内自治体・事業者とともに、インセンティブ旅行を取り扱う旅行会社20社を訪問し、千葉県各市・施設等のPRと商談を行いました。

　親日国といわれるタイの人口は6980万人ですが、2019年の海外旅行者数は1045万人、うち訪日旅行者は132万人。訪問先としては、ラオス、マレーシア、ミャンマーに続いて日本が4位であり、リピーター率は7割超です。（出典：観光庁 訪日外国人消費動向調査、日本政府観光局（JNTO） 訪日旅行データハンドブック 2022年）旅行会社からも、「行ったことのない場所、SNS等で紹介される新しい場所を訪れたいというリピーター顧客が多いため、新しいコースを探している」「御護摩祈祷や茶道体験など、体験ものに興味がある」という声が複数聞かれました。事業者のプレゼンする魅力的な観光・食事・体験プログラムの情報については、多くの質問が寄せられ、関心の高さがうかがえました。また、訪日案件は増加傾向にあり、「送客数も順調に増えている」とのことで、追い風を感じました。

　当財団からは、インセンティブ旅行のガラディナーに利用できるユニークベニューと支援プログラムの案内等を行いましたが、まず県内の魅力的な場所やサービスを知ってもらい、千葉への関心を高めてもらうことの大切さを痛感しました。今後も、インセンティブ旅行をさらに誘致するために、県内自治体・事業者と連携し、訪問先との関係性を築きながら、今後も積極的なＰＲ活動を実施してまいります。