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財団主催セミナーの開催


「サスティナビリティセミナー」および「サステナビリティメニュー開発」

 今年度の新規事業として、MICEの千葉県開催に際し、主催者・参加者の関心が高い「サステナビリティ」をテーマとした事業を2つ展開しました。
 まず、1月22日に千葉県内のMICE関連事業者を対象に、サステナビリティに関する理解を深めるセミナーを実施しました。MICE誘致・運営において、世界的にも昨今重要視される「サステナビリティ」ですが、本セミナーでは、MICEとサステナビリティの関係について、具体的な事例を基に解説いただきました。
 セミナーでは、MICE誘致の都市間競争を勝ち抜き、国内外の需要を取り込むために、開催地の選定時に重視されるサステナビリティの取り組みについて学び、MICE関係者の理解促進と対応力の強化を図りました。
セミナーは三部構成で実施され、以下のテーマについて講演が行われました。

1. サステナビリティの推進に向けた基本姿勢
2. MICEにおけるサステナビリティの具体的な取り組みと世界動向
3. Sustainable MICEの現在地~サステナビリティ対応の会議開催を考える~

 セミナー終了後には、講師や参加者同士の名刺交換会も開催され、ネットワーキングの場としても活用されました。
また、千葉県内で開催される国際会議やビジネスイベントの運営において、サステナビリティ推進を取り入れたさまざまな取り組みを提案できるよう、「千葉らしさ」を活かした4つのメニューを開発しました。プログラム開発にあたっては、コンサルタントのアドバイスを受けながら進め、さらに実際の国際会議等の運営会社の担当者の目線からもチェックできるようモニタリングを実施しました。
 今後は、開発したメニューをボランティアの方々とともに、国際会議の参加者向けの実証実験を行い、新たなプログラムコンテンツの開発を目指します。国際会議開催都市・千葉の特色を反映したこれらのプログラムを、ぜひ皆様のMICE開催の際にご活用ください。

千葉らしいサステナブルメニュー(詳細はコチラ
1. 海洋プラスチックアート制作
2. 竹細工制作
3. ラジオ体操
4. ジョギング・ウォーキング(コース)

「千葉MICE人材育成講座 中級編」

 今年度の新規事業である「ちばMICE人材育成講座」として、昨年実施した初級編に引き続き、 1月~2月にかけて中級編の講座を3回行いました。
 1回目は2025年に千葉商科大学で開催されるIEEE R10の主催者である千葉商科大学の橋本先生の講義を通して、国際本部や主催者に「開催地の理念や取組の共有の大切さ」や、「千葉は魅力があるものの、まだまだユニークベニューを含むパーティー会場等の開発の余地がある」、といった主催者目線からの今後の誘致にかかわるトピックを学んでいただきました。
 2回目はThe J Teamのゲライントホルト代表取締役を講師に招き、ユニークベニューの会場として活用している千葉市美術館さや堂ホールを会場として、プレポストプログラムの具体例を色々お話いただきました。
 3回目は今までの総まとめとして、日本コンベンションサービスのMICE都市研究所のお二人に、国際会議誘致の仕組みや誘致検討から開催までの流れを解説いただき、国際会議の具体例や千葉の強み等について皆で考える講義となりました。
 この3回の講義では、必ず最後にグループワークを行い、参加者からは「グループワークを通じて意見交換をする中で様々な意見を聴くことができ、貴重な時間になった」「グループワークで参加者同士のつながりが太くなり、一緒に千葉を盛り上げていく気持ちが強くなった」との声があり、この講座を通じてMICEビジネスへのモチベーションが高めるきっかけになったのではと感じています。
 来年度も類似の講座を行う予定ですので、たくさんの方の参加をお待ちしています。オール千葉での学会の誘致・支援の輪が広がっていくきっかけとなるような企画をお届けできればと思っています。